
先生…お願い。早く治して・・・
第32章 俺は気づいてしまった
看護師「進堂さんのベットは、奥の窓際ね」
森下「ありがとうございます」
綾『…はい。』
私は少し緊張した面持ちで中へと進んだ
私の隣は70代位のお婆さん。
前は20代前半位の若いお姉さんだ。そしてその隣は30代後半位のママと同じ位の女性
隣のおばあちゃんがニコっと笑うと
「ずいぶんと可愛い子が入ってきたね〜宜しくね」
と声をかけてくれた
前のお姉さんも
「私はトモって呼んで宜しく」
30代位の女性も
「本当、可愛い子ね〜私は澤よ、宜しく」
私は改めて
『宜しくお願いします』と微笑んだ。
いつもは一人だが、みんな同じように何かしらの病気を背負ってここにいるのだと思うと、少し気が安らいだ。
