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先生…お願い。早く治して・・・

第32章 俺は気づいてしまった




左胸には昨日の治療の痛々しいガーゼが顔を出した

石川「もう大丈夫だ、取っちゃおうな。」




綾『ぅん。』

先生は優しくゆっくりとシールを剥がしてくれた。


綾の左胸には注射の痕と、薬を入れられ赤く腫れた乳首が痛々しかった。



石川「しばらく、注射の痕痛いだろうけど、徐々に良くなってくるかね。バイ菌だけ入らない様に、後で消毒して薬塗ろうな」



綾『うん…。』



石川「じゃ、胸の音聞くよ。ゆっくり深呼吸して…」

先生は真剣な顔で胸に聴診器をあてる


その顔を見るだけでドキドキする程カッコ良く、その鼓動がバレそうな程だ…



石川「うん、良いだろう。まだ少し胸の雑音は気になるけど、昨日よりはだいぶ良いね。先生がいない間は新田先生の言う事ちゃんと聞いて大人しくしている事!!良いね?」


真剣な眼差しで、釘を刺される



綾『はい…。』



石川「はい。よろしい。」



先生はニコッと笑うと綾の頭をクシャクシャっと撫で、なんかあったら遠慮しないで呼べよ。と言って帰って行った。


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