テキストサイズ

先生…お願い。早く治して・・・

第34章 治療室…行こうか





綾『…先生…。』

何故か先生の顔を見ただけで涙が出そうだった


自分でもよく分からなかった。



治療するの?…という恐怖心なのか…


でも少し違う気がした…


どちらかというと、安心感に近い…


お医者様は嫌いなハズなのに…





石川「大丈夫か?……まったく…困ったお嬢様だな。」


石川は綾の側に行くと、ポンポンっと頭を叩き微笑むとベット脇の椅子に腰掛けた。




綾『…ごめんなさい。でも…怖かった…。』


石川を見つめるその目は少し潤んでいた



石川はニコッと微笑返した









ストーリーメニュー

TOPTOPへ