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先生…お願い。早く治して・・・

第34章 治療室…行こうか





石川「喋らないなら身体に聞くしか無いな。胸の音聞かせて」

先生は白衣のポケットから聴診器を取り出した



石川「はい。開けて?」



私は素直にパジャマのボタンを外した


拒止しても無駄だと分かっていたから


先生はボタンの外されたパジャマを開いた





石川「ゆっくり深呼吸してごらん。なるべく大きく息を吸って〜…吐いて〜…続けて…」



何故だろう…

さっきの先生はそこにいるだけで、見られるだけでも怖かったのに、石川先生は怖く無い……



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