
先生…お願い。早く治して・・・
第35章 院長石川先生のやさしい治療(前編)
目の前にはいつもの治療様の真っ白なベットが……
昨日、3年ぶりの胸の治療で、痛い思いをした場所でもある
どうしよう…やっぱり怖い…
気がつけば緊張と恐怖心で、顔は強張っていた。
石川「怖いか?」
そう言うと、クスっとその顔を見て先生は笑った
綾『………。。』
人の気も知らないで…。
先生はそんな私の頭に、手を乗せると頭をくしゃくしゃッと撫で
石川「大丈夫だ!!怖くないよ!ほらっ。とっととやって終わらせるぞ。脱いでおいでっ」
先生はベットの方を指差した
私は俯き無言で、診察用のベットに行くとカーテンを閉めた
