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先生…お願い。早く治して・・・

第35章 院長石川先生のやさしい治療(前編)




石川「綾…?今は喘息の発作も心配だから、先生…綾が本気で嫌がる様な事はしない。綾の体調を見ながらやるから、多分、今回は昔の様に一回の治療で悪いのは沢山取れないと思う。だから今回は何回かに分けて定期的に治療していこうと思ってる。いいね?」





綾『…ヒッ…ック…ぅっ…うっ…うん。』



石川「大丈夫だから、そんなに泣くなっ。俺に任せて…」

先生はニコっと笑う



綾『うん。』

小さく頷いた




石川「始めるよ…」


そう言う先生の目はスイッチが入ったかの様に、大人の顔をしていた


綾『………。。』




石川「綾…心配いらないよ。リラックスして…」


石川は背もたれが上がったベットに座る綾にまるで壁ドン状態で耳元でささやく…


先程までとは違い、先生の声は色っぽくも感じた



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