
先生…お願い。早く治して・・・
第39章 無理な治療の代償は大きかった…
綾『せんせぇ…ゴホッ…ゲホッ…ヒッ…っく…』
涙が止まらない。自分でもなんで泣いているのか分からなかった……
石川「ん?苦しいか?」
綾『やだ〜ぁ〜…せんせぇ…ヤダ…っ…』
石川「ん?…何…ヤダ?」
堰を切ったように、泣き出してしまった
石川「何、どうした?大丈夫大丈夫。泣かなくて良いよ。大丈夫だから…な?」
石川は綾の頭を優しく撫で、頬に掛かった髪を掻き上げた。
ほんの少し触れた綾の頬がいつもより熱く感じた
石川は綾の額に手を当てた、触っただけで確実に熱があることは分かった
石川「綾…もしかしてちょっと熱あるかな〜?」
綾が怖がらない様にやんわりと、声を掛ける
綾「熱あるか、ちょっと計ってみような…」
石川はベット脇の棚から体温計を取りだす
綾『やだぁ〜……やらない〜グスン…』
