
先生…お願い。早く治して・・・
第41章 石川先生じゃないの?進美外科4人目の先生…
石川先生は進美外科の中でも一番人気の先生だけにとても忙しく、私の愚痴に付き合ってる暇はないのは知っている…。
石川先生でも検査や治療は嫌だ。でも他の先生にやられるのはもっともっと嫌だ!
一体誰に診られるんだろ…
もうため息しか出ない……
『はぁ〜、やだなぁ…』
ため息ばかりの綾を見兼ねた宮田は、ニコリと微笑み綾の顔を覗き込んだ。
“ お嬢様…そんなにため息ばかり…。一つ医者としてアドバイス致しましょうか?”
『何?』
“ お嬢様は今、胸かお腹、何処か痛いですか?”
宮田の問いに綾は首を横に振った。
“ であれば、何故心配することがあるのですか?一番は何も考えない事です。”
『……えっ?!』
“ いくら考えたって、何も変わらないんですから…。一人で怖い想像するだけ無駄です。だから、検査まで何も考えない事。人間その場になると意外と覚悟が決まるもんですよ。”
『 そうかなぁ〜』
“ そうですよ。何より何処も痛くもないのなら直ぐに終わりますよ。”
『 んぅー……。』
