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先生…お願い。早く治して・・・

第41章 石川先生じゃないの?進美外科4人目の先生…

中には見た事のない白衣姿の先生が座っていた


「こんにちは、君が綾ちゃんだね」




私はコクンと頷いた

もう逃げられない……



「どうぞ、座って」


先生に向かい合うように置かれた椅子に座るよう促された


私は素直に従った



「初めまして、相良(さがら)です。よろしくね」

そう言ってニコッと笑う先生は40代半ば位の笑顔が素敵な先生だ。ほんのりと日焼けし、笑顔から垣間見える白い歯はより一層爽やかさを感じる。

石川先生達よりはだいぶ年上だが、スラリと引き締まった体型と少し彫りの深い顔立ち、そして成熟した大人の色気が半端ない。やはり神5と崇められている進美外科の先生だけある…



しかし私は緊張でガチガチだった



「そんなに緊張しないで。石川先生から聞いてるよ、“凄く医者嫌いで治療嫌いだから”ってね」

先生はニコッと笑った




『………。』

私はただコクンと頷いた




「ごめんね、石川先生じゃなくて。頑張って早く終わらせちゃおうね」

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