
先生…お願い。早く治して・・・
第44章 思わぬ訪問者…そして石川先生の覚悟……
「そうだ…遅れてしまったけど、今日はお前に誕生日プレゼントを持ってきたんだ。どうしても直接渡したくてな」
進堂は小さな箱を渡した。
『ありがとう、パパ!!開けていい?』
とても嬉しそうだった
「いいよ。開けてごらん」
綾は真っ赤なリボンを解くと、ゆっくりと箱を開けた
『わぁっ〜〜綺麗〜〜!!…ブレスレット?』
綾は目を輝かせとても喜んでいた…
「綾ももう、17歳だからね。こういうのも良いだろ?手出して。パパが付けてあげるよ」
『うんっ!』
綾は左腕を出した。
目を輝かせ喜んでいる娘の顔を見た進堂も、とても嬉しそうに娘の腕にブレスレットをつけた
『綺麗な石…、それにこのチャームも素敵』
綾は自分の腕に付けたブレスレットを嬉しそうに見つめていた…
