
先生…お願い。早く治して・・・
第46章 歪んだ愛……先生助けて(前編)
『……。』
ヤバイ…この人、本気だ…言葉を失った
森下は早速、白いジュラルミンボックスを開けた。中には想像通り、石川先生が作らせた治療器が入っていた。
そういえば、この間の治療の時、相良先生はあの大きな機械にこの治療器を繋いでいた…。でもココにその機械は無い。あの治療器単品では使えないはずだ。
森下は早速そのボックスから治療器を手に取った。
「しかしさぁ〜、凄いよな〜、君の為にわざわざこんなの作らせるんだから。石川先生もエロいな…。」
その言葉に何かが弾けた、
『石川先生を……石川先生をそんな風に言うのは止めて!!先生は、私の事を思って…、色んな先生に触られるの嫌だろうからって。』
