
先生…お願い。早く治して・・・
第47章 歪んんだ愛………先生助けて(後編)
『…んっ…っ…ぅえっ…っく』
石川は既に冷静を取り戻していた。
咽び泣く綾の蜜部に沈む治療機を手に取ると、表示されている数値に一瞬顔を歪ませ、スイッチを切った
「抜くぞ、力抜いて…」
いつもの先生の声が心に響く
『んんっ…っ』
綾の蜜部に深く沈められていた治療器は、ねっとりとした愛液を滴らしながら石川の手によってゆっくりと引き抜かれた
そして、石川は溢れ出た愛液を優しく拭き取った
これで、解放される…優しい言葉の一つもかけてくれる…そう思った
石川は、“はぁ〜”と深いため息と共にゆっくりと目を閉じ、そしてゆっくりと目を開け、涙目の綾の顔を見つめると
「このバカッ!!!…みんなどれだけ心配したと思ってんだ!! 俺から逃げようとするからこんな事になんだよ!……それもこんな身体で3日も…。」
石川は、外で待つ宮田やパパにも聞こえる程の大きな声で怒鳴った
『ごめんっ…さい、、ごめん…なさい。』
石川は綾を抱き起こすと、苦しいほどに強く抱きしめた。
本気で怒り、心配し、強く抱きしめられ大粒の涙が溢れた
