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先生…お願い。早く治して・・・

第48章 本物の治療


部屋の外では、宮田と綾の父、進堂が治療が終わるのを固唾を飲んで待っていた。


宮田 :「先生…、終わりですか?」



石川 :「まだだ…。宮田、ちょっと手伝ってくれ」


それは押さえていて欲しい、そういう事だろうと直ぐに分かった



宮田 :「先生…申し訳ありません。お嬢様の前では執事でいると約束したので、立ち会う事は出来ません。お嬢様にとって私は…常に安心出来る存在でありたいんです。」



石川 :「宮田…お前も医者なら身体を一番に考えろ。別に医者として立ち会わなくていい。ただ押さえてやってくれればいいんだ。」



宮田 :「………。」


石川の言葉に言葉を失った。医者ならどんなに嫌われようとやらなければいけない事位、百も承知だ。ただ、執事としてこれからも一番の理解者であり、安心出来る存在でいたい。





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