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先生…お願い。早く治して・・・

第48章 本物の治療


石川 :「すぐ終わるから、なっ。」


石川は乳首の根元部分を優しく触り、打つ場所を確認すると




石川 :「じゃ、打つよ…。少しの間我慢な…」



石川はしっかり押さえて…と合図するかの様に、進堂の目を見た。
進堂も、分かったと小さく首を縦に振った。



石川は綾の乳首をそっと押さえると、根元部分にゆっくりと針を刺した



綾 :『…んぅっ…っ……っ…あぁ……っやぁっ…』


歯を食いしばり、声にならない悲鳴の様な声と共に、目からは涙が溢れていた…。進堂もまた、心を鬼にして、娘が動かない様にしっかりと身体を押さえた


『ヤダーーーーっ、パパーーパパーーーっ痛い!!助けてーーーーッ!!もうヤダーーーー』


進藤「綾、もう少しだ…」



石川 :「よしっ、よく我慢した。痛いの最後だ。綾もうちょっとだけ頑張ろうな」



綾 :『先生、もうやだよ〜、我慢出来ない〜えっ…く…うぇっく…』



石川 :「大丈夫大丈夫、今我慢出来たでしょ。頑張れるから、な!」


石川は再度、乳首を消毒すると


石川 :「はい、またチクっとするよ。ジッとして」


ゆっくりと根元部分に針を刺した。



綾 :『アッ…嫌っ!先生もう嫌!!無理!パパも離して』



石川 :「動かない動かない!もう終わるから。」


石川は針の根元に脱脂綿をそえると、ゆっくりと針を引き抜き止血した


綾 :『んっ…え…っく…せんせ…のバカぁ〜…』




石川 :「ごめんごめん。良く頑張った」



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