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司馬先生は、蜜部から溢れ出た愛液を優しく拭き取ってくれた


司馬 :「もういいぞ。よく我慢したな」


先生は立てていた膝をポンポンと叩くと、開いていた脚を閉じさせてくれた。



先生は石川先生のデスクに座ると、パソコンにデータを打ち込んでいるようだった。私は起き上がり、ベットから脚を下ろすように腰掛けた。一体数値はいくらだったんだろう…。でも先生は私に背を向けたまま全然私に話そうとはしない。


私はどうしても数値が気になって、意を決して話し掛けた


綾 :『先生……』



司馬は椅子に座ったままクルリと振り向くと


司馬 :「なんだ？」


先生と目が合うだけで、固まってしまう。



綾 :『……、せ、先生…』


先生に向けたその顔は相当不安そうな顔をしていたのだろう、司馬は直ぐに綾が検査結果を気にしているのだと分かった。



司馬 :「数値は気にしなくていい。」



綾 :『でも……。』



司馬 :「石川の言う事ちゃんと聞いて、治療すれば、大丈夫だ」



先生の言葉はとても心強く、ほんの少し不安を解消させてくれた。