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先生…お願い。早く治して・・・

第51章 ちょっとドSな石川先生の治療①



『嫌なのぉ〜、だってアレは先生以外の先生が治療する時用に作ったんでしょ?なのになんで今使うの?なんで先生が治療してくれないの?』



綾は涙目で石川を睨み訴えかけた




「綾…、確かに俺以外の先生が治療する時用に作らせたのは本当だけど、検査の結果だったり、綾の今の状態を見て使った方がいいと判断した時は先生だって使うんだよ。」


石川は綾が納得するように、ゆっくりと返した




『…そんなのヤダョ…。先生治療してよ…お願い…』


溢れ落ちる涙を必死で堪え、必死にお願いをしてくる綾に胸が締め付けられた




「あや…、大丈夫だよ。先生が治療するんだから…怖くないよ。」




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