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先生…お願い。早く治して・・・

第51章 ちょっとドSな石川先生の治療①



既に心が限界に達している綾には、最後のその5分がとても長くて辛かった…
石川にも綾の限界は分かってはいたが、数値が下がらない以上、綾の為にも安易に抜くわけにはいかない…


石川はベットの上に上がり、ベットに横たわる綾の身体を起こし、自分は背後に回ると、背後から綾の脚を押さえた


「大丈夫、もう直ぐ終わる…」



綾は先生の胸に寄りかかり、自分の脚を押さえる先生の腕にしがみついた



『…うぇっ…っく…んんっっ…せんせぇ〜もうヤダぁ〜なんで取ってくれないのぉ〜ねぇ〜…あああぁあ〜…』




「……ごめんな…後3分。きついな…でも綾、頑張ってるから、いっぱい悪いの出てるからね。」


石川は背後から強く抱き締めるように、脚を大きく開かせる。


『もう本当にダメなの〜先生には分かんないだよぉ〜!もうダメなの!せんせぇのバカぁ〜、もうダメ…おかしくなる〜…』


石川の腕に必死にしがみつく綾の顔は、涙でいっぱいだった


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