
先生…お願い。早く治して・・・
第51章 ちょっとドSな石川先生の治療①
「後1分だ…もう終わる。」
治療とはいえ、自分が好きになったこの子に本当はこんな事はしたくなかった。未だセックスの経験もしてないこの子にこんな治療…。でも綾は俺の治療を嫌だと言いながらも必死で耐え…泣きながらしがみつく。
俺はこの子に、ちゃんとご褒美をあげなきゃな…
そうじゃないと、これがトラウマになることは十分にあり得る
ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…
治療器の終了を知らせる音が鳴り響き、治療器は止まった
『……っ…っク…んんっ………ひっ…っく…』
綾は嗚咽を上げ泣いていた
「よく我慢したな…本当によく頑張った」
石川は押さえていた綾の脚を解放すると、背後から綾の顔を覗き込み、溢れる涙を指で拭った
綾は先生の優しく、そして切なそうに見つめてくるその顔にまた涙すると、先生の胸に顔を埋めた
石川は自分の胸に顔を埋める綾の頭を優しく撫でた
