
先生…お願い。早く治して・・・
第54章 石川先生は私が他の先生に診られても平気なの?
下を全部脱いだ私だったが、やっぱりこの椅子には抵抗がある…
少し渋っていると、カーテンの向こう側から声が聞こえた
“綾?大丈夫?…準備出来た?”
既に高梨先生はカーテンの向こう側で待っている様だった
しょうがなく椅子に座りタオルを脚に掛けた
『…はぃ…』
と短く返事をした
“体の横にあるバー掴んでてね。椅子動くよ”
みるみるうちに脚は自分の気持ちとは裏腹に大きく広がり、見える視界は天井だ…
最悪だ……
カーテンの向こう側では私は高梨先生と石川先生にアソコを見られてるんだ…
そう思ったら…ジュワッと何かが溢れ出たのがわかった。こんなときに私…最低だ…。恥ずかしさでつい開いた脚を動かした
“動くと危ないからね〜、恥ずかしくないから、そのままじっとしてて”
『……///』
それによりによって生理中の状態で見られるのは余計恥ずかしい。
