
先生…お願い。早く治して・・・
第55章 平気なわけがないだろ!でも俺は医者だから…
昼になってもベットから起き上がろうとしない綾に、
“お嬢様、お昼の準備が出来てますよ”
『……いらない、食べたくない…。』
“お嬢様…、少しでもいいですから食べないと薬も飲めませんよ。”
『だって食欲ないんだもん…。』
“困りましたね…体力付けないと、治るものも治りませんよ。”
『食べたって…良くならないよ…』
“お嬢様…そんな事はありませんよ。今のままでは学校にだって復帰出来ませんよ。少しでもいいですから、何か食べましょう。”
『…うん。』
私は用意された昼食を少しだけ食べ、痛み止めの薬を飲んだ…
あと数時間したらまた…、そう考えただけで凄く気が重かった。
そして、そういう時の時間はあっという間にやってくる
