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先生…お願い。早く治して・・・

第14章 涙の告白

もう少し居たいという綾に、


「じゃあ、もう少しだけよ。これ以上悪化したら宮田君に怒られるからね」


そう言ってニコっと微笑みながら、先生は着ていた白衣脱ぐと
綾に羽織らせた…。

先生の白衣はとても大きく、小柄な綾は足元まで白衣で包まれた。


シャツにネクタイ姿になった石川に


『先生…、風邪引いちゃうよ…。』


「僕は大丈夫だから、遠慮しないで着なさい」
とニコっと微笑んだ。


そんな石川に綾はとてもドキドキしていた。

それと同時に、司馬先生の診察で嘘を付いてしまった事をちゃんと言わなきゃ…と心が揺れていた。


でも怖い…どうしよう



でも言わなきゃ…。



『せ、先生…?………。』


「ん??」



どうしよう…………


やっぱり言えない………




綾は下を向いてしまった……。




そんな私に先生は

「どうした?言ってごらん?」 と、優しく問いかける。



『………先生…ごめなさい。』

そう言って先生の顔を見上げる綾の目には涙が溢れていた。













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