
先生…お願い。早く治して・・・
第57章 退院の条件。
「……ん〜…、退院したい?」
退院という二文字に私は振り向いた
『退院…出来るの?』
「…俺の出す条件を飲めれば…だけどな。でも俺としては、お前を側に置いておきたいけど」
先生はイタズラにニコっと微笑んだ
不意打ちをつかれ、顔は真っ赤になった…
「顔…赤いよ!」
『先生のせいでしょ〜』
私は振り返り先生の腕をピシッと叩いた
治療は嫌だけど、先生に毎日会えないのも嫌だな…
「綾、先生これからまだお仕事あるけど、夜8時前には終わるから、宮田と一緒に8時に俺の診察室においで。これからの事、話そう」
『…うん。』
「じゃぁ〜、後でな!」
先生はそういうと、仕事へと戻った
