
先生…お願い。早く治して・・・
第61章 今日は先生とデートの日なのに…なんで今日なの…
「はい、じゃぁ次はお腹…。」
先生はパジャマのズボンに手を入れる
『…///』
つい恥ずかしさで顔を少し背けてしまう…
でも先生は凄く真剣だ…
先生の手は私の下腹部を探るように触診する。
『…んっ…っ』
石川の手が止まる…
「ここ痛い?」
先生は優しく問う
『……。』
先生に真っ直ぐな目で見つめられ、言葉に詰まる…
なんで?
なんで今日なの?
よりによって今日は凄く楽しみにしてた先生とのデートなのに…
先生はいつもと違う私の身体を直ぐに見抜いてしまう
「…ちょっとだけ先生の部屋で診てみようか。」
先生は私が怖がらないように、やんわりとした口調で話し掛けてくるが、私はショックで目に涙が溜まる…
