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先生…お願い。早く治して・・・

第63章 なんて事してくれたんだ!!



あれ??やべぇ〜…。。、


休みのはずだと思ってたけど、もしかして診察中か?





綾『んぁっ…ッ…っく…お願い…取って…先生、早く帰ってきてよぉ〜…もうヤダぁ〜…お願い助けて〜』





しかし、その悲痛なまでの泣き声に対し、何の反応も無い…





おかしい……


兄貴のいる気配がしない


それに、“早く帰って来て”…?って、まさか治療中に患者を一人残して何処かに行ったのか?


あり得ないだろ…


俺はカーテンの外から声を掛け中へと入った。



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