
先生…お願い。早く治して・・・
第63章 なんて事してくれたんだ!!
「無い!お前が止めなければ、今頃治療は終わってたんだ。途中で止めることが彼女にとってどんなに大変か、どんなに可哀想か、責任とってお前も手伝え!」
“ あぁ〜、分かったよ。”
えっ?
先生達、二人の前でやるの?
反論も出来ない状況で最悪の治療再スタートだ…
「綾、ちょっと見せて」
石川先生は綾の脚に掛かったタオルケットを捲り上げる
『ヤッ…』
伸先生もいるのに…恥ずかしさで捲られたタオルで蜜部を隠した
「綾!」
『だって…』
そう言うと、綾は目線を伸に向けた
「伸!ちょっと後ろ向いてて!」
“…んぅ〜。”
しょうがないな…と伸は後ろを向いた…
