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先生…お願い。早く治して・・・

第65章 先生との初デート


助手席に乗る事のほとんどない綾にとって、助手席に座る事自体がとても新鮮だった。

それも大好きな石川先生の隣に…

いつもと違う状況に緊張の色が隠せない。


「どうした?なんかいつもと違うけど…もしかして緊張してる?」


先生はクスクスっと可笑しそうに笑う



『ちょっっ…も"〜…酷い!そうやっていつも馬鹿にするんだからぁ〜』




「馬鹿にはしてないよ。ちょっと揶揄っただけ!」


石川は隣で、膨れっ面で怒る綾がおかしくて可愛くて仕方なかった。


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