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先生…お願い。早く治して・・・

第15章 検査

私は必死に涙を堪え、

『先生、やっぱり私……、悪い病気なの?死んじゃうの?』


その言葉に石川先生も驚いた様子だった。

「違うよ、そうじゃない。」


『えっ?!』


「確かにちゃんと治療していかないと、良くならないけど、死にはしないよ」

『本当に?』


「あぁ〜、本当だよ。でも、痛いものを痛くないというのはダメだ。痛いと言われれば、なるべく痛くない様な治療方法を考える。痛くないと言われたら、普通に治療してしまう。結果的には痛い治療になってしまう…。そんなの嫌だろ?」

『うん』と大きく頷いた。


「じゃあ、もう嘘はつかないって、約束出来る?」
先生の顔はいつもの優しい顔に戻っていた。






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