
先生…お願い。早く治して・・・
第66章 先生との初デートなのに…治療?(後編)
綾は石川に抱きしめられたまま、勇気を振り絞って石川の耳元で呟いた
『先生…?私…、ちゃんと先生のものになりたい。』
「……。」
先生の顔が見えな分、先生の無言が不安だった。
先生は抱きしめていた綾の身体をゆっくりと引き離し、不安がる綾の顔を見つめると
「綾……今は抱けない…。先生はお前の事を本当に愛してる。だからこそお前を大切にしたい。これ以上、今のお前の身体に負担はかけられない。」
『でも…。』
「今は身体を直すのが一番だ。それからでも遅くないだろ。」
『……。』
ショックで俯いてしまった綾に石川は
「綾…、そんな顔しないで!お前の初めては俺がもらう。誰にも渡さない!!もう少し良くなったらいくらでも抱いてやるから。綾が抱いてって言った事を後悔する位、抱いてやる。身体が繋がってなくても、お前は俺の大切な彼女だ!」
先生は綾の頭を撫でながら微笑んだ
『うんっ。』
綾の顔にも笑顔が戻った。
そして2人は寄り添ったまま眠りに落ちた
