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先生…お願い。早く治して・・・

第15章 検査

少しすると、

トントンと、ドアをノックする音が聞こえた。

“失礼します”

そう言って入ってきたのは、進美外科の5人の1人高梨先生だ。
5人の中で一番背が高く、ハンサムと噂の先生だ。

私は腰から下をカーテンで仕切っていた為、顔は見えないが、もしかしたら、この恥ずかしい姿を見られていると思うと、顔から火が出そうだった。



“院長、これが一番細いやつです。”



「ありがとう。助かったよ。」


“もし初めての子なら私が入れましょうか?”


確かに一番最初が痛いと、診察の度に恐怖で構えてしまう。

「綾ちゃん、一番細いのを使うから、痛くないと思うけど、、初めてだから、専門の先生に入れてもらおうね。少しでも痛くないほうがいいだろう?」


『……。』

先生以外の男の人に見られるの?
それも、顔も見たこともないのに。。。
それはそれで、嫌だな…。

どうしよう…。でも痛いのは嫌だし…そんなことを思っていると。
カーテン越しに、

“綾ちゃん、初めまして、高梨です。急に来てごめんね。
僕は婦人科が専門分野だから、初めてでも大丈夫!!
リラックスして安心していていいよ”


よく分からないけど、なんか安心感のある優しい声だった。

だから『…はぃ…。』と小さく答えた。








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