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先生…お願い。早く治して・・・

第68章 楽しいデートのはずが…



石川のその声に綾の身体が反応した


「綾!分かるか?」



ん…っ………



ダレ?



何処かで私の名前を呼ぶ声が聞こえる



「綾!!」

“お嬢様!”



うるさいなぁ〜



私眠いのに…そんなに呼ばないでよ…



綾はゆっくりと目を開けた…


ぼんやりと私の顔を覗き込む人がいる

眠すぎて顔がよく見えない…



ダレ…?ダレ……



ごめんなさい…やっぱり眠いよ…



綾は遠のく意識の中でそんな事を思い、また瞼を閉じた







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