
先生…お願い。早く治して・・・
第70章 戻らない記憶…そして…
綾は湯船から上がると、真っ白なバスタオルで身体を包み、鏡の前に座った
長い髪を乾かし、ピタピタっと白いハリのある顔に化粧水を付けクリームを塗った。
そして鏡の前の綺麗なガラスのトレーに置かれたペンダントを手に取った。
そういえば、これ…いつ買ったんだろう。
もらった?いや、そんな記憶はない…。
手に取ったペンダントの留め金の所には“G”という文字が彫られたチャームが付いている
“G”……?
どういう意味だろ…
なんかのブランドのマークかな?
