テキストサイズ

先生…お願い。早く治して・・・

第70章 戻らない記憶…そして…


その後も体調に大きな変化は無く、平穏な日が数日続いた…


この日、綾は病院内を歩いていた…



お気に入りのカフェスペースに行くためだ。


窓越しの景色が綺麗に見える席に座った


大好きなフレッシュジュースを頼のみ、しばし一人で窓の外を眺めていた。



“こんにちは!”

そう背後から声をかけられ振り向いた



『石川先生!』



“確かに、石川先生…だけど、綾ちゃんが思ってる石川先生ではないよ!”




『…???え?』


理解出来ず首を傾げた


ストーリーメニュー

TOPTOPへ