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先生…お願い。早く治して・・・

第70章 戻らない記憶…そして…



そろそろ、部屋に戻ろう


綾は席をたった



『んっ…………。』


嫌な予感がした


よく分からないけど、冷や汗が出た




綾は部屋に戻る為、進美外科の長い廊下をゆっくりと歩き出した…



お腹が痛い…


なんだろ…


我慢出来ない痛さじゃないけど、もしかして先生がいつもお腹を診るのはこの為?


どうすればいいの?


治療…するの?一体どんな感じなんだろ。怖いよ…


医者嫌いの綾の想像は、どんどん恐怖に変わっていく…



周りの景色さえも目に入ってこない…







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