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先生…お願い。早く治して・・・

第71章 記憶を無くした私の初めての治療


綾は重い足取りのまま、石川先生に背中を押され、院長室の奥にある治療室へと入った


扉を開け中に入ると、L字型の大きなグレーのソファーが鎮座し、壁には大きなTV…、その脇にはキッチンの様なものまである。
その真っ白な大きな部屋は治療室というより、むしろ高級なワンルームの様だ。病院独特の匂いも、医療機器なども見当たらない。



綾は石川に背中を押されその部屋の奥の方に進んだ。


そこには白い診察台の様なベットがあり、その前まで来ると石川は足を止めた。



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