テキストサイズ

先生…お願い。早く治して・・・

第71章 記憶を無くした私の初めての治療



少しすると、先生の足音が近づいて来た


「綾ちゃん、準備出来たかな?」



『……。』



「いい?開けるよ?」


石川はカーテンを少し開け、中に入った。


綾はすっぽりとタオルケットを足先まで被り、怯える様な目で見つめてきた



「よし、じゃぁカーテン開けるよ。」

石川がベットを取り囲むカーテンをぐるりと開けると、先程までは無かった大きな機械がベットの脇に設置されていた

そして石川はその機械を綾の足元の方へと引き寄せた









ストーリーメニュー

TOPTOPへ