
先生…お願い。早く治して・・・
第74章 久々に石川先生と高梨先生とのダブル治療(前編)
綾は覚悟を決め、いつもの様に裸にキャミソール一枚になった。
重い足取りでいつもの診察用のベットに横たわると、柔らかな肌触りの良い大きな白いタオルを身体に掛けた
やっぱり怖い…やだよ…どうしよう…
宮田は診察室を出て行ってしまったし、もう誰にも助けは求められない…
それに高梨先生は出て行く気配はなく、カーテンの外側では高梨先生も一緒に準備をしている。まるで先生2人で治療にあたる。そんな雰囲気だ。
そしたら絶対逃げられない。。。
もはや恐怖心でいっぱいだった…
