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先生…お願い。早く治して・・・

第74章 久々に石川先生と高梨先生とのダブル治療(前編)


カーテンの外は、私の恐怖心とは裏腹に
石川先生と高梨先生の2人の談笑が聞こえてくる




少しすると


石川「準備出来た?」



突然、石川の声が私に向けられ、一気に心臓がバクバクと音を立てた





ハイと言いたいが、声が出ず…
カーテンの中で誰に見えるでもないのにコクンと頷いた。




返事が、声が出ないのはいつもの事だ


石川「入るよ!」

そう言って石川先生がカーテンを開けた



綾は、先生の顔を見る事が出来ず
首元まですっぽりと真っ白なタオルに包まれたまま少し顔を反らせた



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