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一体、どう言う事だろう？

まぁ、深く考えても仕方が無い。

俺は調教とか育成とか面倒だし、スレイヴの調教度があまり進まない程度にエロ画像が見られれば満足だ。

何度かリロードを繰り返している内に好みの女の子の顔とスペックが表示される。

“明石 恋奈（あかし れな）”

“18歳（高３）”

“身長：162cm／体重：49kg”

“Ｂ：88cm（Eｶｯﾌﾟ）／Ｗ：60cm／Ｈ：86cm”

「おー！中々イイじゃん！この子にしよう」

俺は恋奈をタップすると、確認画面が表示される。

『一度スレイヴを決定すると、変更は出来ませんが宜しいですか？』

「メッチャ好みだし、良いに決まってる！」

俺は“はい”のボタンをタップし、こうして恋奈を捕獲したのだった。

ロード画面に移り、読み込みが終わると洋館の地下牢みたいな場所に俯いて座っている、恋奈の姿が映し出される。

彼女をタップすると、恋奈は顔を上げた。

色白。

鼻筋が通っていてスッとしている。

唇はふっくらしていて桜色。

目は大きく睫毛が長い。

しかし付け睫毛ではなく、天然物の様だ。

そして、その瞳には恐怖の色が浮かんでいる。

彼女は開口一番『お願い。此処から出して』とか細い声を上げた。

ここは勝手にストーリーが進む様になっているのか、主人である俺の偽物が勝手に話をしている。

『残念だが、それは出来ない。君は僕に選ばれたんだ。僕の“奴隷”にね？』

主人公の男には音声がなく、台詞が画面を流れていく。

“奴隷”と聞いて彼女は絶望的な声を上げ涙を零した。

自分の末路を嘆いての事だろう。

ちょっと良心が痛むが、これはゲームだ。

それにちょっと遊んだら逃げ出せる様にするつもりだし。

そうと決まれば、早速エッチだ。

俺は道具箱（最初に配布されているのは拘束具、ローター、ディルド）から拘束具を取り出して、椅子に縛り付けてみた。

恋奈の体力がちょっと下がると共に恐怖のステータスが少し上がる。

（そう言えば執事が、屋敷の中を散策するとアイテムが手に入るかもって言ってたな…）

そうと決まれば、Let's散策だ！