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やがて、あいりの中にまことの全てが収まる。


「はぁ…あ…っ…」

あいりは、内側から膣内を広げられている感覚を覚えた。
まことがあいりの中で更なる膨張を続けていたからだ。


「いい？動いても…」


目と目が合う。
少し苦しそうな、それでも笑みを浮かべているまことの表情は見たことのないものだった。


あいりは小さく頷くと、まことの背中に腕を回した。


「…止まらなかったらごめんね…」


「え…あ…あぁぁっ！」


あいりの唇に軽くキスした後、まことは激しいピストン運動を始める。


あいりのウエストを掴み、最奥部まで打ちつける激しいそれに、あいりも快感を覚えていった。


「ひぁっ…こ…こんなのはじめて…っ…」


ただ痛いだけだった挿入が、今はこんなに気持ち良い。
あいりは自分からも腰を振っていた。


「木野さん、今度は俺の上に乗って」


それに気づいたまことは、一度あいりから離れ、あいりにそう言ってベッドに横たわる。