いつまでもここに居て
第6章 ※上限の月[34]
□相葉part□
止められない、止められない。
やめなきゃいけないのに。
どうしても止まらない。
声を上げて小さな悲鳴を上げるニノが可愛くて仕方ない。
最後まで行っていいかな。そんなことも考えてる暇なかった。
「雅紀…は、」
「…止めないよ。入ってきたのはニノなんだから。」
我慢していた声は突然俺の事を呼んだ。
やめろ。そう言われると思った。
「違うの、雅紀、夜しか雅紀の顔見れないから…見せて。止めなくていい。こうやって雅紀と一緒に居れるなら何されたっていいよ…だからこっち見て…」
ドッと下半身に血が集まった。
「ねえ、誘ったの?お望みならずっと見ててあげる。俺もニノの可愛い顔見てたいから」
ニノにまたキスをした、舌をニノの方まで入れ込む。
すると戸惑いながらも舌を絡ませてくる。
今だ、と更に舌を絡ませ、唇で食む。
歯形をなぞり、隅々まで舌を這わせる。
小さな喘ぎ声が聞こえる。息が吸えなくて何度も何度も息を吸うニノにそんな暇がないほど激しいキスをしてやった。
それと一緒に下半身に手を這わせる。
パンツを脱がせ、ニノのものに直接触れる。
「あっ…ん、は…」
「ニノは初めてじゃないんだね。目が見えるなら見て。こうやってココを気持ちよくしていくんだよ。」
「っ…!はあ…!」
裏筋や先を同時に攻める。
グチュグチュと音を立てて凄くそそられた。
「イッていいからね」
自分の大きな手で包み込み、激しく上下に扱く。
「あっ、あっ、んっ!いっ、いっちゃ…」
「ニノ、顔見て。」
「雅紀…ああっ!!」
ニノはビクビクと痙攣しながら白濁を吐き出した。
「はあはあ…」
「良かったでしょ?これから2人で良くなるんだよ。ここでね。」
そう言ってニノの蕾に触れる。
びくりと体を震わせたが、にこりと笑った。
「二人でよくなれるの…?雅紀だったら俺大丈夫だから…」
息を切らした手で俺の頬に触れてきた。