いつまでもここに居て
第8章 ※Love Eye Toward only me[52]
「潤君…」
「入れるね?」
ローションを沢山付けた指を入れていく。
前回コレでもかと解したから今も柔らかい。
むしろ良いところばかりを攻めてしまうから、素面の翔くんには凄い快感だと思う。
「あっ!潤君…!そこ…すき…」
「ほんと?かわいい…翔くん…」
「うん…潤君、すき」
生理的な涙なのかボロボロと涙を流すから指で掬いとる。
指を引き抜くと泡を立てていたローションが出てきた。
軽く指についたローションで自分のものを滑らせる。
溶かした蕾にそれを擦り付ける。
「潤君…はやく…!ああっ…!おおき…」
「きついって…翔くん、息吸って」
「ふー…ふー…」
ほっぺた膨らませて息をする翔くんがたまらなく可愛い。
ギュッと抱きしめようとしたのだが、まだ埋まってないものが奥まで一気に入っていく。
「あああ…潤君…はっ、いきなりすぎぃ…」
「顔が真っ赤だよ、ごめんね。」
抱きしめることができた俺は翔くんが落ち着くのを待つ。
だんだん呼吸が整ってきたのを見計らって、ずるりと引き抜く。
「は…んんっ…」
俺の肩に爪を立たせて快感を逃がしている彼に更に快感を与え続ける。
そして見て欲しい。誰が君を気持ちよくしてるのか。
そして誰が君を心の底から愛しているのか。
一気に腰を動かし、絶頂に導く。
前戯なんてやってない2人の身体は一気に熱が込み上げてきて、抱きしめた身体がとても熱くて溶けてしまいそうで。
このまま一つになってしまいそうな感覚と共にぎゅうと締まった中に精をはきだした。