いつまでもここに居て
第2章 ※1回のキス、10回のハグ、100回の愛してる[51]
□松本part□
「ん、可愛い、愛してる」
「あっ、もう…じゅん…!」
ぐずぐずになった顔にキスをして、安心させるように背中を時々さする。
「これで二本目…わかる?あともう一本入れるから…」
「ふぅ…あっ、」
「好き、愛してるよ智…こっち見て、」
顔をそらしている智を俺の方に向かせると、キスをした。力み過ぎで息を止めてしまう智に空気を送り込むように。
力が抜けたと同時に最後の指を入れる、
真っ赤にしながら俺の名前を呼ぶのが本当に可愛くて、どうしていいかわからなくなってしまいそうだ。