いつまでもここに居て
第2章 ※1回のキス、10回のハグ、100回の愛してる[51]
□大野part□
「あ…潤は…?」
「今日はまだまだ練習だよ、少しずつ慣れていこう…ね。」
そうやって俺の頭を撫でてくれた。
勝手に自分だけ果ててしまった罪悪感が今更来た。
潤だって俺とこの先を望んでるはず。
「潤…今日は…」
「んーん、智の身体が心配だし、もっと気持ちよくなるには回数が必要だから。」
「…ごめん」
「智…謝らないでよ、智のことちゃんと愛してるからこそなんだよ」
「うん…潤好きだよ、俺も愛してる…」
いつも言わない愛の言葉を言った。
するとすごく嬉しそうに笑ってくれた。