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□相葉part□

「なんで雅紀は…その…」
不安そうに聞いてくる翔の彼氏は可愛くて。

「大丈夫だよ、安心して」
信用出来ない言葉を淡々と並べて。
智の手を運転手に見られないようそっと握った。

智に知られないように伝えた目的地にタクシーはただひたすら走っていく。

くらい、暗い夜道を僕達の新しい道にするために。