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俺氏、捨て子を拾いました

第2章 もはや非日常




 卵焼きをさらっと平らげた俺達は流し台にお皿を置いてからボケッとする時間に費やす。


 特に会話をする訳でもなく、床に座り時間を待つ。






 気まずい。


 相手は小学生なのにこの気まずさときたら、コミュ力。おらにコミュ力を分けてくれ。


「あ、さっきのお皿洗っちゃいますね」


「あ、うん。ありがとう」



 何この会話。初々しいんだけど。
 ふたばちゃんは細いがそれとなく肉付きの良い足で立ち上がり、洗い場に行った。


 まずい……俺の目線が……お尻から絶対領域の辺りをなめ回すようにガン見してしまう……



 バカ野郎!! 辰海!! ふたばちゃんは俺を信頼しているからこうやって今一緒にいるんだろうが!! 落ち着けバカ野郎!!



 しかし、ふたばちゃん相手にこのキョドり方は……女子との関わりがほぼ皆無だったことがモロバレルですわ。



 畜生……畜生……俺は……おれはぁ……



 ちんちんをちょっと膨らませてる自分が情けなくてぇな……畜生……バカムスコがぁ……なんでお前は戦闘体勢にはいってんだよぉ……まさにバカちんだよ……



 

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