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腹黒ドS王子の愛する人

第8章 好きです

「心を許した....」




そんな言葉に心が揺れる。



「余程、あなた様の隣が落ち着くのでしょうね。」







俺の隣が落ち着く?西条、それほんとか?







もし本当なら......



「またきます!」





男の人がびっくりしたように顔を上げる。



「絶対、また西条さんのこと連れてきます!!」




何でかわからないけど、この人のために西条の安心した姿を見せたい。





「失礼ですが、お名前を伺っても?」




「北浜葵です。」




「私は岡島と申します。北浜様、心よりお待ちしております。」





嬉しそうにそういうと岡島さんはもう一度深く頭を下げた。




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