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腹黒ドS王子の愛する人

第1章 第一章

うめえ.....悔しいけど。




「なんでこんな上手いの。」

「んー、一人暮らしだから自炊なんだよ。」



いやいや!それでこんなうまくなんねーよ!!



ますますこいつわかんねー。





なんか.....


うまいけどさ、俺より美味いかもだけどさ。

やっぱお礼だし、作ってやりたかった。



って別につくんなくてもいーけどさ!!!




「なぁ、ちゃんとお礼したい。」





その言葉に西条は目を見開く。


「だから、また......ご飯食べに来ていーよ。」





「お前、怒ってねーの。無理矢理あんなことして。」




あー、それ気にしてんだ。てっきりもう忘れてんのかと。


「そりゃ、最悪だけどさ。助けてくれたし。それはほんとに助かったもん。」

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