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腹黒ドS王子の愛する人

第13章 平穏

涙腺が崩壊してとめどない涙が俺を濡らしていく。






「ひっ、うぅっ......」






3年間なんて、想像もできない遠い未来だ。


俺たちがどうなるかなんて誰にもわからない。







不安に潰されそうだ。







俺は西条の言葉に何も答えずただ、ひたすらに泣きまくった。









その間ひと時も西条は俺を離さなかった。

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