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「元はと言えば俺の時計にココアこぼした葵へのお仕置きだったんだけどな。」



「うっ、ごめん.....」




「いいよ、防水だし。」
















.......え？








「......防水？」



「あぁ。」










はあああああああああああ！！！？






「何だそれ！！壊したと思って怖かったのに！！！」



「それは早とちりしたお前のせいだろうが。」




その言葉に思わず詰まってしまう。




そんな俺を笑って西条は腰を持って引き寄せる。







「キスして葵。」




「はぁ！？やだよっ....!」






精一杯抵抗してみるものの叶うはずもなく。





「お願い。」



結局この声に負けてしまう。