腹黒ドS王子の愛する人
第3章 野獣
他に何が知りたい?というように俺の目を覗き込んでくる。
それがたまらなく恥ずかしくて視線をはずす。
「俺の4つ上なんだ。」
「そうなのか、若いな。」
いや、西条だって若く見えるし、実際若いし。
「葵のことも教えて?」
「えっ!?えっと....北浜葵、24歳。A型の牡牛座で趣味も特技も料理だ。あ、あとは読書とか映画鑑賞とか!
基本部屋で過ごすのが好きだな。家族は....」
家族.....言っていいのか?知り合って間もないこの人に?
黙ってしまった俺を不思議に思ったのか西条が俺の髪の毛をグシャグシャにして言った。
「無理に言わなくていい。その時がきたらでいいよ。」
それがたまらなく恥ずかしくて視線をはずす。
「俺の4つ上なんだ。」
「そうなのか、若いな。」
いや、西条だって若く見えるし、実際若いし。
「葵のことも教えて?」
「えっ!?えっと....北浜葵、24歳。A型の牡牛座で趣味も特技も料理だ。あ、あとは読書とか映画鑑賞とか!
基本部屋で過ごすのが好きだな。家族は....」
家族.....言っていいのか?知り合って間もないこの人に?
黙ってしまった俺を不思議に思ったのか西条が俺の髪の毛をグシャグシャにして言った。
「無理に言わなくていい。その時がきたらでいいよ。」